記憶の水底

6月10日(土)(Aqours 3rd Live 埼玉 day2編)

できるかな? できる! 叫ぶ心が欲しがる輝き
目の前で君に見せるんだ


【10日(土)】
9時半に起床し、ルパンレンジャーパトレンジャーから観る。
その後、録画していたプリキュアを見てついに本編内でもプリキュアを目指す女の子が現れたことに感謝感激感涙雨霰になる*1
というかあの二人本当にプリキュアになるんだな……「ふたりはプリキュア」になるんだな……本当に緊張してきた……。

さて、準備をし終えたのち、12時丁度、「スリリング・ワンウェイ」を聴きながらいよいよ部屋を出る。
部屋を出て、新幹線に乗り込み、大宮へ――そしてメットライフドームへと、いよいよ向かうのだった。

道中、大宮で一旦街に出て、電池と飲み物を買う。1Lのお茶とポカリをそれぞれ1本ずつ買ったが、今思えばワンマンでそこまで買う必要はないのだった*2
電車を何本か乗り継いで、15時過ぎに西武球場前駅へ着く。



ライブ特有のコレスキヤワ

会場は相当な雨が降っていたため、会場脇の球団の売店が入っているテナント内に一時避難。
16時半前、急遽連番をしてくれることになった中学時代の(在学中はそんなに話したことのなかった)友人と合流し、ドーム内へ入っていく。
そして17時、本日の……あるいは、今年上半期一の、といっても過言ではないイベント「ラブライブ!サンシャイン!! Aqours 3rd LoveLive! Tour ~WONDERFUL STORIES~」が、いよいよ始まるのだった。
例によって、セトリを一曲一曲解説したり感情を殴り書きしたりすることはしないが*3、印象に残ったところをピックアップすると、


・みらぼくで既に泣いた
・君の瞳を巡る冒険の振付かっこよすぎでは? 脱獄しちゃう……
・LISTの振付可愛すぎ 昇天しちゃった
・MIRACLE WAVEはもう開始前のアニメ映像から泣きっぱなしで永遠に祈ってた 転回の瞬間微妙に形は崩れちゃったけどあの緊張感の中で/決して長くない練習期間であそこまでのクオリティに仕上げたのは本当にすごいと思う、すごい、伊波杏樹という人間が本当に凄い
・あと残り8人のドルフィンが滅茶苦茶綺麗だったのも泣いた(あれだって決して簡単な技じゃないはず)し、カットイン再現するのかよおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおあああああああああああああああああああという感じ もうここで既に溜めてた涙の90%出た
斉藤朱夏にまた恋
・Awaken the PowerのSaint Aqours Snow永遠に最高すぎない? アニメ演出完全再現……演者とスタッフとファンの夢の結晶を象徴するかのような最後の星ポーズ……Wake up new world……
・WBNW→新規アニメ映像(実質12.5話)→からの青空jumping heartという演出に泣かされたし青ジャンでオタクと連番した1stと2nd、同じ3rdとして初めてラブライブのOPを視た宇都宮LV、それからμ'sのこと、みんなと盛り上がった輝きを、夢を、思い出して、ああ、まだここにと、消えてない、消えない夢が……と……
・わかってたけどWONDERFUL STORIESまで終わって溜めてた涙の500%くらい出た 枯れ果てた


これでピックアップなんだからディレクターズカット版なぞ何ヵ月がかりの大作になるんだと。

で。
21時に全公演が終了し、まだ降りしきる雨の中、オタクの層と湿気の高さにやられながらも例の電車に乗り込んで池袋まで出る。電車の中で何度か思い出し泣きしてた。
23時ごろ池袋に到着し、連番の友人と富士そばでごくごく簡単なお疲れ様会を開く。酒は飲まなかったが、ライブの熱気はまだ残っていたため、それをエネルギーに改めて彼といろいろ語り合ったりした。あと肉富士ラー油丼が美味しかった。

上野に宿を取っている、という友人を見送り、23時半過ぎ、雨の降りしきる中完全に独りになる。
実はここに至るまで今日の宿を全くとっていなかったため*4、ここから深夜の宿探しをスタート。
まあなんだかんだ言って日曜の夜だし大都会TOKYOだし結構簡単に宿取れるっしょ笑 みたいに考えていたが、目星をつけていた宿のフロントで悉く頭を下げられる。
いやもう屋根が欲しいだけだしラブホでもいいや、とも思いかけたが、気が乗らなかったうえに廃墟みたいなラブホしか周りに建っていなかったため、結局、観念してマンガ喫茶で一泊をすることにした。
PCはつけつつも、基本は個室に入った瞬間ソッコ服脱ぎ散らかして諸々の充電を初めてブランケットにすっぽりくるまって手元のiPod Kantouchで寝落ちするまでTwitter見てた。ネトゲもマンガもしなかった。したことと言えば、2つ隣の個室から酷いヘッドホンの音漏れが聴こえてきて、ホラーゲームらしき若い女の悲鳴が延々フロア中に響いていたのでスタッフを呼んで対応してもらったくらい。


まあ、畢竟、楽しい一日というのは、それだけ身体の疲労度も比例して上がっていくもので。
Twitterで他のオタクの感想をサーチしたり、自分の感想を書き殴ったり、演者にリプを送ったりしている内、自分でも気づかないうちに、夢の世界へ入り込んでいたのだった。

*1:厳密にいえばキュアエコーなんかもプリキュアに対する憧憬を抱いていたはずだが、あれは映画作品だし、「プリキュアになりたい」と明言したのは愛崎えみるが初めてのケースだと思う。

*2:実際、ライブ後に結構余した。アニサマで1日分で丁度良いのだったなあ……

*3:本当はそういうこともすれば良いのだろうけど、流石にそこまで日記に割ける時間が無い。でもいつかやりたい……。

*4:別に私の不用意というわけではなく(ないぞ)、友人と夜食事ができるか、そもそも次の日仕事を休めるか、というのがギリギリまで決まらなかったため、宿を取るに取れなかったという背景があったりする