記憶の水底

5月21日(月)~23日(水)

やり残したことなど無いといいたいね、いつの日にか
そこまではまだ遠いよ
だから僕らは 頑張って執筆だよね……!(日記を一か月溜めたことに絶望しつつ)


     *     *     *


【21日(月)】
冷静に考えて普通の人間がひと月前の記憶なんて委細保持してるわけなくない?
でもそんな記憶力がここにあるんよ~(Twilogを見返しながら)
っていうか普通に日記執筆のテンションを忘れている。コンセプトは希咲雪海さんだったはず。これ前にも書いたなあ。大丈夫?

この辺りはとある仕事が佳境に入っていて、普段よりも比較的わたわたしていた気がする。突然週末出張を言い渡されたり。
マイナスな見方をすれば、仕事が大変でプライベートの時間がほとんど持てなかった。人生の本分をなんだと思っている?
ただプラスな言い方をすれば、この先もうちょっとだけ仕事を続けるんじゃよということになっていくならば、非常に良い経験をすることができたシーズンだったと思う。世界が広がった。

と。
そんな感じの週だった的なはしがきポジションに収めて……月曜の日記を終わりにするということで……


【22日(火)】
いや本当に記憶が無い。
記憶が無いというか……あー、どうせ20時前くらいまで働いて帰ってコンビニ飯食いながらアニメ見て風呂入ってラノベ読んで小一時間勉強して小説書こうかかくまいかうだうだしながら深夜アニメ1時間くらい見てだらだらインターネットしてから26時くらいに寝たんでしょ? みたいな、そういう「いつもの日常」だったことが分かり切っている故に余計一日一日を思い出しづらいというか。

ここまで書いたけど本当に記憶が無いな……もっと駆け足で現在まで追いつくか……。


【23日(水)】
そうだ。
どのタイミングだったかは忘れたが、先日実家の両親と祖母と個別にLINEをした。
こちらは大丈夫だ、という旨と、そちらは大丈夫か、という意図での連絡だ。
両親からは家がいっそう静かになった、さすがに寂しいとの報告を受けた。
祖母からは、いざいなくなるとさみしい、本当につらいという話を、かなり悲痛な調子で聞かされた。
まあ、18年も連れ添った存在の不在に対する違和と心苦しさは、想像に難くないというか、実際いまは離れて住んでいる私ですらほぼ日常的に喪失感を覚えているくらいだから、況や世話をしていた祖母のしんどさをや、というところだが……。
今回のLINEでは、改めてその苦しさを思い知らされた、という感じだった。
日に日に実家へ戻らなかったことへの悔恨が大きくなっている気がする。こういうときに実家にいれないこと・いれなかったこと、そして今後も有事の際にはこういうことを考えずにはいられないだろうということが、色々な迷いを生じさせてしまう。
自分の人生の選択は、本当に間違っていなかったのだろうか、と。


     *     *     *


なんかもう日常を思い出せない日の日記は適当に哲学を綴ろうかな……。
とか言っていると翌日(24日)以降しばらくエピソード満載の人生が続いたりする。

まあ、何はともあれ、
こんな感じで、なるべくすぱっと現在に追いついていく予定で。
ちょっと面倒くさいけど。頑張らないとね。