記憶の水底

8月14日(月)~15日(火)

【14日(月)】
8時半に起きる。
9時から父と親戚の墓参りに行く予定だったが、父も(そして私も)寝坊してしまい、結局10時に出発。
道中供え物を買いながら弘前まで行き、お墓一箇所、親戚の家二か所を回ってきた。
7,8年会っていなかったはとこに会い、その成長ぶりに驚いたりもした。うち一人は来年就職するらしく、その意味でも時の流れの早さを痛感してしまった。
帰りは甲子園をテレビで見たり、ラジオで聴いたりしながら1時間半ほどかけて帰宅。青森山田高校が2回戦に勝った。

午後は少しだらだらしたのち、夕方、父と再び外出。ブックオフに行って「さよなら絶望先生」を大人買いし(20巻までで1800円、更に20%オフ期間でより安くなった。良い買い物をした)、TSUTAYAにCDを返し、極楽湯へ行ってきた。
温泉は良い。一時的につらい気持ちをさっぱり忘れることができるし、考え事もはかどるし、創作意欲もはかどるし、一緒に行った人とのんびりいろいろな話をすることができるので。

帰宅後は、父と祖母と犬様と、仕事から帰ってきた母と食卓を囲み、焼き肉を食べた。腹が痛くなるほど食べたが、思い返せばせっかくだしもっと食べればよかったかな、とも思う。
食事中は、花火大会の録画を見た。これを見て、夏の終わりを感じた。青森の人間はねぶたが終わり、花火大会が終わり、縁日が軒並み終わるともう秋だと考える生物なので(そうか?)。

夕方、仕事の人からメールが来ていたのを見忘れており、夜そのことに気付いた。一瞬でつらい気持ちになってしまった。
やはり社会がつらい。


【15日(火)】
午前中、アニメを見るなどした。
あと夏曲mixを完成させた。コンセプトは「お前を殺す。私も死ぬ」だったので、自分で聴きながら見事に死んだ。まあそれはともかく、選曲や繋ぎが非常にうまくいったと自己評価している。私の中で夏は終わったけれど、夏曲mixはもうしばらく聴き続けられそう。

昼はざる中華を食べた。青森にしかない料理らしく、驚きながらちゅるちゅるした。
昼過ぎ、父と外出。山を登り、生まれて初めて酸ヶ湯温泉に入ってきた。
というか混浴に入ったので、初めての酸ヶ湯であると同時に、初めての混浴でもあった。ライトノベル的な展開は一切なく、異性は妙齢の女性が2人ほど湯着を着て入っているだけだった。男はめっちゃいっぱいいた。
それはともかく、温泉は非常に良いものだった。硫黄の匂いは強かったが、その分、体に染み渡るような心地よさを覚えることができた。心身ともに疲れ切ったら、また行きたい。

帰宅後、和室で一時間ほど死んだように眠る。
起きてから慌てて戻り支度をし、母が仕事から帰ってきてから皆で夕食の寿司を食べ、19時頃、祖母と犬様に見送られ出発。
新青森駅で父と母に見送られ、青森を旅立ったのであった。

5日間の休みではあったが、滅茶苦茶短く感じた。365日間の休みが欲しい。
っていうか青森に住みたいんですけど。

いまは秋ごろにまた帰省することを希望に、生きたい。