記憶の水底

7月27日(木)~7月30日(日)

しばらく書いてないな、という自覚はあったが、4日も空けているとは少し驚いた。
いや自分のことなのでしっかり管理しろよという話だが。
そんな感じで駆け足気味。

     *     *     *

【27日(木)】
好きな人と好きだった人が同時に出現する夢を見た。
海を渡って好きな人と旅行をしている最中に好きだった人とばったり会うとか、そんな感じの夢だった。
控えめに言って最悪だ。

午前、連絡ミスと手続ミスでそこそこ上司からしっかり叱られる。
凹みはしたが、こちらの過失なので怯懦や反発よりも反省の方が強い。次はこうしないように、という反省。
以前誰かから聞いた「転び方を覚えていく」ということが、少しわかった気がした。
まあそれでもちょっと落ち込んで昼休み近所の公園でボーっとしてたけど。

午後もそこそこ忙しく、そこそこ焦りを感じながら一つ一つの仕事をつぶしていった。
結果、定時をちょっと過ぎた頃に全て終わり、翌週に仕事を持ち越さずに退勤となった。
金曜は休みをもらっていただけに、仕事を残さなかったということで休暇中はだいぶ心が楽になるはず。

夜、オタク活動をしつつオタクの通話に少し参加する。彼らと話すのは本当に気楽だし、落ち着く。
いや3連休前に録画してるアニメ粗方回収しておきたかったとか言わない。


【28日(金)】
早起きしてアニメ回収してから部屋を出るつもりだったのに11時に起きた。
……この「早起きして〇〇するつもりだったのに昼前後に起きた」的テンプレは紙媒体の記録時代からさんざ使ってきたので、今更落胆するまでもない。なんなら高校ぐらいからしょっちゅうやってる。酷い話だね。
それでも急ぎ気味で支度をし、グレンラガンの2,3話を回収してから部屋を出発。
というのも、この休暇1日+土日を使って、実家に帰省することになっていたのだった。

14時過ぎの新幹線で3時間弱(途中乗り換え1回を経つつ)、16時40分頃に故郷青森へ到着。
新青森から青森まで在来線で移動し、いつものコースである市民図書館に寄って本を5冊借りた。
今手元に全部無いので正式なタイトルはあやふやだが、
①花火のふしぎ
ポルトガル
③読まずに死ねない哲学名著50
④フランス語の常識
⑤世界史入門 近現代史
みたいな感じだった気がする。
今回はそこそこ文系よりの本を選んでみた。いつもは無茶して理系寄りの本を借りてきてしまうので。

図書館に寄り道した後は父の迎えで実家に帰り、先に帰省していた火憐ちゃん*1はじめ母祖母犬様に会い、夕飯を食べ(カレー)、22時過ぎに遅れて都から帰ってきた月火ちゃん*2を迎えに行き、カーズを観た。
実家、まったりしていて良い。無限に住める。
やっぱり背伸びして県外就職するんじゃなかったかな。


【29日(土)】
こういう日に限って早起きができる。
午前中、FGOのリアルイベントに伴うニコニコ生放送を観るため、PC画面にかじりつく。帰省までして何をやっているのか。
午後、月火ちゃん外出のため運転手をやったり、家族の買い物のため運転手をやったりした。駐車が滅茶苦茶下手になっており、某デパートの駐車場であわや隣の高級車に擦ってしまうところだった。幸い父が運転を代わって助けてくれたが、自分の技術力の無さと周りに迷惑をかけた申し訳なさでしこたま凹んだ。それはもう、仕事で叱られたとき以上には。
夕方、母と月火ちゃんが出るとある発表会を観に行った。若い人達ばかりが出るステージだったので、元気をもらった半分、若さにあてられて自分の境遇が悲しくなった半分という心境だった。

夜、帰宅し、夕飯を食べ、だら~っとして、アニメを見た。
お酒を入れてしまったせいで恒例のおしまいに襲われ(わけがわかったりわからなかったりしながらひたすら落ち込むこと。)、アニメを見終わった後しばらく誰もいない実家のリビングで気を失っていた。
誰かといると気が紛れるが、独りになると本当に駄目。
お酒を飲みたくないし、社会に耐えられない。


【30日(日)】
で、こういう日に限って早起きができない。*3
午前中はFGOニコ生を観て、行きつけの美容院に髪を切りに行って(だいぶさっぱりした。が、週明け会社の人からの反応が怖い。いっそ反応が無い方がいい)、帰ってきてFGOニコ生を観て(2周年キャンペーン最高! みたいな)、家族と昼飯にラーメンを食べにいった、ら、いつの間にか午前中が過ぎていた。
昼飯のあと帰りの新幹線の切符を買って、帰宅。仕事に行く母を見送ったのち、何故か1時間ほど昼寝をしてしまい、起きてから慌てて荷支度をし、夕飯を食べた。
祖母と犬様と月火ちゃんとは家で、父と火憐ちゃんとは駅で別れ、19時前の新幹線で故郷を離れた。

21時過ぎ、到着して、歩いて部屋まで戻り、アニメを見て、
で。今ここ。

家族と会えたのでリフレッシュにはなったが、まあ、恒常的なつらさや会社に対する疑念、社会に対する不安、自分に対する不満は変わらず。
本当は家族にそういうことを相談したり、あるいはまだ学生である妹たちの悩みを聞いてそれに応えたりしたかったのだが、
実際会ってみたらなんかそういうことを言いだす雰囲気にもなれず、結局その目的は果たせないまま休みを終えてしまった。
たとえ家族であっても、人との間に生まれる相談というアクションが苦手すぎる。
苦手すぎるのに内心そのアクションを欲しているので、なんとも救えない。
そんなことを言っている間にまた社会に近づいていってしまう。

どうしようね、これ。

     *     *     *

正直この4日間でもっと書きたい楽しいこととかしんどいこととかもあった(はず)だが、
一気に書くと主要な部分が抜けていってしまう。
これも紙媒体時代から続く「いつものこと」なのだけれど、どうにかしたい。
記憶を遺すために書いている日記なので、可能な限りの経験は書き留められるようにしたい。

また夜更かしだ。

*1:上の妹の代名詞。

*2:下の妹の代名詞

*3:プリキュアが……