記憶の水底

7月23日(月)~27日(金)

【23日(月)】
微熱からmystery~♪(37.4℃)

いやでも先週末東京に遊びに行くって言っちゃったしここで休むと信用問題だな……と、何故か無理やり自分に鞭打って出社。
今思えば完全に悪手だった。
午前中、昼、と仕事をしていくうちに、どんどん体調が悪くなっていくことを自覚していく。
早退も考えたが、それを上司に具申する直前、別の出張中の先輩から急務を依頼されてしまう。
断るわけにもいかず、引き受けてしまい――結局帰宅をできたのは、早退とはいえ17時半過ぎのことだった*1

流石にタクシーで帰宅し、即行熱をはかったところ、38度を優に超えていた。
スーツすら脱ぎ散らかして何もせず――というか何もできずに布団へ倒れ込み、そのまま眠りに就く。
汗のわずらわしさや仕事仲間からの電話でだいたい2時間置きに起こされたが、そのたびに熱を測り、そのたびに体温が上昇していった。

この日の最高体温は、38.9℃。
割と過去最高レベルかもしれなかった*2

が、ただ死んだようにしているだけでは回復するものもしないと思い、
22時過ぎ、満身創痍ながらもコンビニへ駆け込んで食料と飲み物を調達。
23時、かなり遅めの夕食、という名の非常食を口にし、またゼリー等を食べたのち、再び大人しく横になった。

今思えば、風邪をひいたというよりは、熱中症がたたって調子を悪くしたのだろうな、と思う。
また丁度この日は、東京に残っていた祖母と父も具合が悪くなっており、
どこぞに観光へ行くことはなく大人しくしていた、という情報が入ってきていたのだった。


【24日(火)】
37.1℃。
普段なら「いや……半休取るかw」くらいでいけたと思うのだが、何分前日にわけのわからない数値を見せられていたこともあり「だいぶ熱も引いたな。働くかw」と謎テンションになってしまい、出社。

後輩のみんなへ。
人はこうして社会から逃げられなくなっていくんじゃよ(自業自得)

日中は気だるさこそ感じていたものの(思えばこれも、感覚的には熱中症の病み上がりみたいなものだったように思う)、幸か不幸か今日は仕事中に体調不良が悪化することもなく、19時半過ぎに退勤。
帰宅後はあまり身体と脳に負荷をかけることはやめよう……という気分になり、ご飯を食べて、適当にアニメを観て、FGO2部2章を進めたのち、寝た。


【25日(水)】
体調悪い日って何故かいつもより早く目が覚めるよね。
というわけでちょっと早く起床し、シン劇等の軽いアニメを観たのち、出社。

コンビニでお昼ご飯を食べた。

この日の仕事は大変だった。特に夕方から、大事な会議に大事な役割として出席させられたり、しかして大した成果を引き出せないまま終わったり、かと思えばそのあとすぐに会社の飲みに参加しなければいけなかったり、遅れて行ったことで既に出来上がってる方々のテンションについていけず仕事にも不安が残っているせいで軽くいらっとしてしまったり*3――21時過ぎに帰宅したとき、心身ともにどっと疲れがのしかかってきたのを覚えている。
が、この日はFNS歌謡祭でAqoursちゃんとRoseliaちゃんが地上波に映ったため、それで浄化される。
更にFGO2部2章を突っ走り、クリアしきる。
かなりの夜更かしにはなってしまったが、満足したので良しとし、27過ぎ、寝た。


【26日(木)】
早くから車移動での仕事。疲れた。

20時前くらいに退勤。疲労もあり、一度帰宅して楽な格好になってから晩飯を買いに行こう……と決めて先に帰宅。
スーツを脱ぎ散らかして布団に倒れ込み、少し休んでから外出――というつもりだったのだが。
倒れ込んだまま寝てしまい、結果、翌朝まで何も口にせず眠り呆けることになってしまうのだった。


【27日(金)】
空腹で目が覚める。
朝飯にパンを食べようとして台所に向かうも、そのパンにカビが生えているということに気付き、泣きながらそのパンをゴミ袋へぶち込む。
ひもじい……と思いながらも手持無沙汰になった朝の時間でシャワーを浴び、「暦物語」を観てから出社。

この日の仕事も散々だった。
翌日も仕事だから早めに帰ろう……と思っていたのは定時少し前くらいの話で、これがまあ、何故か仕事というのは定時を過ぎてから増えていくものでして。
それでも20時過ぎに帰るつもりが、21時を回り、また人の仕事に協力したりしているうち、気付けば22時を回ってしまい……。
結局退勤し、部屋に帰り着いたのは23時を回ってからであった。

アニメを数本見たのち、翌日の仕事に怯えながら、目を瞑る。

*1:誤解を恐れずに弁明をすると、今回ばかりは早めに体調不良を訴えなかった私が悪い。なぜなら出張に出ていた先輩はそもそも私の具合を知らなかったのだし、会社にいた上司もむしろ「早く帰った方がいいんじゃない?」と何度も気にかけてくれた。帰るのが遅くなったのは、偏にたかだか2年目で変なプライドと責任感を抱えてしまった私の悪プレーの所為だ。

*2:記憶があるうちでは高1の秋、38.4℃を出したのが最高記録だったはず。なんならその日も普通に登校していた。アホか。

*3:出来上がっている人のテンションについていけないのはいつものことだった。