記憶の水底

4月15日(土)~16日(日)

その最後の


【15日(土)】
11時に絶望の起床(4時に寝落ちたので)。
起きてすぐウルトラマンジードを見始め、最終回までの4話分を一気に見る。
見た。

最高――――。

ウルトラマンには欠かせないアツい展開、「強敵」の息子という特異な立場のウルトラマンならではの葛藤、ゼロとその家族、等々。
「ジード」は大人も子供も楽しめるような展開が満載の作品で、毎回毎回、楽しめる物語だった。
映画も見たい。見たいのだが……。

午後過ぎ、部屋の掃除と洗濯を行い、約1週間溜めた日記を一気に書いたのち、16時頃、外出。
新幹線に乗り、ふらっと東京へ行ってきた。
新幹線内ではアニメを観たり、本を読んだりして本来部屋でやることをこなしていたが、到着30分ほど前に体力が切れ、座席でうずくまるように熟睡。
気付いたらとっくに駅へ着いていて、車掌さんらしき方に声をかけられて漸く目覚める。

「お姉さん、終点ですよ!」と声をかけられた。

いや、今かなり髪長いけどね。前のめりにうずくまってたから顔も見えなかったけどね。
24年の人生でほぼ初めて女に間違えられた気がする、と思いつつ、若干戸惑いながら下車した。

まずは秋葉原へ行き、2時間ほどオタク・ショップをうろついて時間を潰す。
途中、曇天から雨が零れてきそうだったので、atreで折り畳み傘を買う。急場しのぎでの買い物だったが、前からずっと欲しかった平べったい折り畳み傘を購入でき、ちょっと満足。
メロン、とら等々を巡ったのち、21時頃、池袋へ。

今回の本目的である従妹と会うために向かったが、当の従妹のバイトが長引いてしまったらしく、更に1時間ほど外で待機する。
北とか西とか東とかうろつく。
最終的に西口のゲーセンでQMAをしていたところ、連絡が来たため、東口へ。
22時過ぎ、従妹と合流した。
二人で鳥貴族に入り、やや遅めの夕食会を開く。
開きつつ、従妹の話を幾つか聞いた。
流石に内容こそここでは書かないが、いろいろ、相談を受け、いろいろ、答えた(はず)。
いろんな人生があり、いろんな知らないことがあるのだなあ、と、改めて知らされた、とか。そんな感じの話だった(はず)。
普段は無意識に目を向けていないだけで、意識すると割と身近なところに、割といろいろな試練や、懸案事項や、問題があるのだなあ。
大体は結局興味が無かったり自分にあまり関係が無かったりで、やっぱり無視できるが、それでも見過ごせないこともまた、一定数あったりで。
抽象的な話ばかり遺してしまっているが、なんというか、諸々、人は大変なのだなあ、と思った。

その後、程よく会話も弾み切ったところでお開きと相成り、店を出る。
突発的な上京だったため、妹や友人を頼ることはなく。
結局、池袋の適当な安いホテルに飛び込んで、疲れで泥のようにベッドに沈み込み、夜を明かしたのだった。


【16日(日)】
明け方、喉の激痛で目が覚める。
出張などでもホテルに泊まると毎回起こる怪奇現象なのだが、なんなのこれ。
例によって微睡みながら水を飲み、二度寝をすると、次起きた時にはすっかり喉の痛みが無くなっていた。
やっぱりなんなのこれ。

10時半に完全起床し(遅い)、急いで支度をして、出る。
朝食(?)に吉野家で牛丼を食い、また、池袋のとらのあなメロンブックスで感謝の爆買いをし(?)、13時半過ぎに帰路に就く。

帰りの新幹線ではほぼほぼ爆睡していた。突然につらい気持ちがあったりしたので。

15時過ぎに到着し、帰り道すがら夕飯の買い物をしたりして、帰宅。
帰宅後は、アニメを観たり特撮を観たり本を読んだり飯を食ったり小説を書いたりアニメを観たりして、
24時半頃、部屋の電気をつけっぱなしにして、寝る。