記憶の水底

2月25日(日)

8時半に起きる。
プリキュア見れる! と思って意気揚々とリビングに行ったら
家族がオリンピック特集を見ていたので大人しく諦めた。
9時からは朝食をとりつつ、ちゃっかりビルド、ルパトを観る。
早起きするとよくわかるが、やはりニチアサはリアルタイムでしっかり見てこそニチアサ本来の楽しみ方ができるように思う。これからも早起きして、朝ごはんを食べながら、ちゃんとニチアサを観たい。
早起きして…………。

日中は母はお仕事へ、父と祖母は買い物に出たため、
私は犬様と一緒に留守番。勉強をしていると犬様がむくりと起きて家中を徘徊しはじめたので、祖母から託された飯を食わせてあげた。やはり歳の所為か、だいぶボケが進んでいたり、筋肉や体力が衰えているように見える。
帰れる時には少しでも多く、長く帰って、一家族としてケアして、可愛がってやりたいと思う。

昼前に父と祖母が帰宅し、昼飯は皆でラーメンを食べた。
僕は塩ラーメン(キュピィーン)
30分ほどDoki Doki Literature Club!をやって、"二周目"をクリアする。
絶対に彼女達を救うという強い決意を新たにする。

1時半過ぎ、私の運転で父と外出。
遠くのスーパーにて、新発売のお茶を買いに走った。家の中でも評判が良く、また上京している妹からリクエストもあったため、その追加購入に行ったのだった。
道中ひどい混雑で辟易したが、なんとか目当てのものは手に入る。

更に帰りがてら、今日閉店のTSUTAYAに足を運んで、本を買いつつ長年お世話になった御礼をしてきた。
思えばあそこのTSUTAYAは、私が5歳のときに初めて自分の金(お年玉)でゲームと攻略本を購入した店だった。その後も幾度となくCDレンタルやビデオレンタル、本の購入でお世話になった。
見知った場所の、通った店がまたひとつ無くなるというのは、言葉で簡単に表せないくらいにはひどく哀しい。もっと足繁く行ってれば、という後悔も少なからずある。
けれども無くなってしまうことは避けられないので、ならばせめて、こうして店があったことと、その思い出を形として残し、記憶を遺していくのが、世話になった我々の恩返しなのかもしれない。
なんて、そんなことを思いながら店を去り、16時ごろ、帰宅。

30分ほどリビングで仮眠を取り(というか、寝落ちし)、荷物をまとめていた頃、母が仕事から帰宅する。
丁度夕食が用意されたため、早めの食事を頂く。海鮮系の大ボリュームな夕食で、具合が悪くなるほどたっぷりと食べた。食べきれない、という気持ちは、きっとすごく幸せなことなのだと思う。
再び荷物をまとめつつ、帰りたくないと駄々をこねつつ、家族とも談笑しつつ、19時前に離郷準備が完了。
19時、祖母と犬様に見送られ(犬様は寝ていたが)、新幹線駅へ向かった。
更に駅で父と母とも別れ、19時半過ぎ、戦地へと出立。
途中の乗り換え後では丁度ライブ帰りの女性集団とぶつかり、押しつぶされそうになりながら新幹線に乗り込むというハプニングもあったが、
23時前に、なんとかベースキャンプへと帰宅することができた。

その後はやたらと寒い部屋の中で荷物を整理したり、金土で溜まっていたアニメを何本か観たり、風呂に入ったりして、
26時過ぎ、平日に怯えつつ就寝した。
平日の足音に比べたら、夜中の震度4など、殆ど気にもならなかった。

     *     *     *

平日明けからやたら身体の節々や内側が痛み始めるが、
それはまた、別の話。

というか、のちの記録のため、備忘録的な意味合いもあったり。