記憶の水底

2月22日(木)~24日(土)

しんかんせんの なかにいる▼


【22日(木)】
猫の日なので会社に行かずにゃんにゃんごろにゃ~んとしてたら側溝に落ちて溺死した。

嘘。

7時過ぎという普段ではまず考えられない時間に起床し、準備をして出発。
違うところでの仕事があり、8時半頃の新幹線で違うところに向かった。
違うところでは*1懐かしい人達に会ったり、懐かしい場所で仕事をしたりした。
日中は、ちょっとした講演を行う。同じ内容を昼~夕方にかけて数回に亘って話したため、だいぶ疲れたが、非常に貴重な経験だったと思う。

まさか、この歳で自分がこの立場に立って話すようになるとは。

感慨深い……というよりは、ちょっとした悲哀のような感情に浸った。
あるいは、いくらなんでも自分がこんな仕事を務めるのは早すぎる、という、至極主観的で、温い嫌悪感があった。
まあ後者に関しては、仕事をする時点からずっと思っていたことだし*2
今後しばらくは、自分が社会で行うあらゆる挙措に対して呪詛のように吐いてしまうのだろうけれど。

閑話休題(久々に使った)。
件の時期尚早に思われた業務は17時過ぎに終了し、私は早めに解放される。
そこからはもう自分の時間として扱ってよい(と、自分で判断した)ため、出先の本屋で普段買えない本を数冊買ったり、エキナカの食事処で夕食を堪能したりした。
そんな半分旅行気分の(そうでもしないと社会はやってられないので)出張も、19時半過ぎの新幹線でベースキャンプに帰り、終了。

帰宅後は少し身辺整理をしたのち、友人たちの通話に混ざる。
何かいろいろと話をして、アニメを見て、翌日の弾丸帰省のために荷物を整えて、
27時ごろ、就寝した。


【23日(金)】
8時過ぎに起床。朝が早いのはつらいね。
今日はまた別の違うところで仕事。
外での仕事も中での作業もあったが、途中までのタスクはそこまで多くなかったため、ひょっとしたら17時くらいには帰れるんじゃないか? という淡い期待すら抱きながら仕事ができていた。

17時過ぎ、仕事がドッ!!!!! と降ってきてブチギレた。
数日ぶりにてんやわんやになりながら仕事をソッコで片付けていき、半ば強引に、18時40分退社。
急いで駅まで行き、しかし急ぎ過ぎたため駅でちょっと時間ができ、少し休んだのち、19時過ぎの新幹線に乗る。

で、帰省した。

新幹線では、珍しく一号車に乗車。流石に疲れたので寝ていこう……と思ったが、
何故か目がギンギンに冴えてしまい、結局車内で持て余した移動時間でエロマンガ先生6巻を読破してしまった。
エロマンガ先生は早くアニメ化して。二期して。

21時半過ぎ、駅に到着。
父に迎えにきてもらい、実家へ帰宅。母が夜勤で出てしまっていたが、家では祖母と犬様が待ってくれていた。
用意してくれていた夕食を食べながら父・祖母とカーリングの試合を観たり、風呂で温まったり、話をしたり、いろいろ、いろいろ、温かいことをした。
25時過ぎに布団へ入り、FGOをやりながら、いつの間にか眠りに就く。
この時間がずっと続けばいいのにと、そう思っていたかどうかは、秘密。

     *     *     *

今回の弾丸帰省(~日曜)の目的は主に三つ。
①犬様の体調が芳しくないとのことだったので、その様子を見るため。
②3月は仕事が忙しくなってしまうらしく、しかし春前には一度帰りたいと思っており、
 恐らくタイミングがここくらいしかないと判断したため。
③オタクと貿易するため。

もともと「帰省」という言葉には故郷の両親の安否をたずねる意味が第一義としてあったらしい。
……それは書いておきたかっただけ。

     *     *     *


【24日(土)】
9時過ぎに起床。
朝食を頂いたのち、夜勤帰りの母を迎える。
午前中は父も母も祖母も、休んだりのんびりと過ごしていたりしたため、私も自分のやりたいことをやらせてもらった。
本を読んだり、勉強したり、日記を書いたり、アニメを観たり。
やることはいつもと変わらないけれど、いつもより精神的に落ち着いて、やりたいことをやれたような気がする。

午後、近所の牛丼屋でテイクアウトした牛丼を昼飯として食べたのちは、父と母と外出。
夕飯の買い物がてら、車で10分ほどのスーパーで本屋を覗いたり、買い物の手伝いをしたり、また別の酒屋に行って近くの本屋を覗いたりした。
18時過ぎに帰宅。夕食ができるまで勉強をするも、途中で数十分ほど寝落ちする。

夕食は手巻き寿司だった。
特に祝いごとがあったわけではないけれど、家族とわいわい、楽しんで食べるにはとても良い夕飯だった。

食後は風呂に入り、勉強を一瞬し、オタクの通話を流し聞きしながら家族とオリンピックを観、後輩が一瞬やってきて物々交換を行い、
再びオタクの通話を聴き、土曜激アツアニメタイムでスロウスタートポプテピピック⇒だがしかし⇒たくのみを見て、
26時過ぎ、少しの物足りなさを感じつつも、就寝した。

*1:「違うところ」という表記がただただ抽象的で自分でもどかしい。公開が目的という意図は一切ないので、そろそろこの記録全体に鍵をかけてもいいかもしれない。

*2:「いくらなんでも自分が社会に出るのは早すぎる」