記憶の水底

1月6日(土)~10日(水)

【6日(土)】
10時頃起きる。結城友奈は勇者である-勇者の章- 最終話 君ありて幸福が終わったことからまだ立ち直れない。
日中は特に外へ出ることもなく、家で勉強したり、ネットの海を漂ったりした。
TYPE-MOONの軌跡』という本がなかなか興味深い。

夕方、父の車(運転)で母を夜勤へ送ったのち、運転を交代し冬道の練習をする。
尤も、雪こそ降っていたものの、路面に雪や氷はほとんど無かったが。
約20分ほどかかるUNIQLOまで行き、父とおそろいでデニムを買った。
戻りはアニメイトに寄り、FGOマテリアルを買おうとしたが在庫切れ。泣く泣く戦果ゼロで撤退し、再び父と運転を交代。
美容室まで連れて行ってもらい、閉店ギリギリのところで無理を言って髪を切ってもらった。
結構短くなった。さっぱりしたし、行きつけの店なのでしっかり気に入る形に整えてもらいもしたが、
冬にこの短髪で風邪をひかないだけがちょっと心配だ。

帰宅後は父、祖母、犬様と食卓を囲む。焼き肉だった。たくさん食べた。
ご飯も……確かおかわりをしたはず。なんかここ数日米食ってばっかりだな? 小泉花陽か?
食後はなーんにもやる気が起きなかった(主に資格試験の勉強*1)が、
風呂に入ってから復活し、少し活動をする。
日付が変わってからカーニバル・ファンタズムスロウスタートポプテピピック(全部カタカナだ……)を観て、ポプテピピックで面白さとわけがわからなさで混乱し無限に具合が悪くなり、寝る。

【7日(日)】
最後の日だよ。

10時過ぎ、起床。起きたら母が夜勤から帰ってきていた。出迎えられなくてごめん……。


単発で北斎さんはお迎えできましたが……。

昼、父と母と、妹達へ荷物を出しがてら昼食を食べに行ってきた。
運転は私。今日は少し雪が積もっており、程よい雪道運転講習ができたような気がする。
昼食は、家から歩いても20分程度のところにある煮干しラーメンの店で。やはり、こちらに帰ってきたからには食べておきたかった。
大盛、それもたまねぎのトッピングを大量に入れつつ頂く。市内でも特に気に入っているラーメン屋でもあったので、大満足だ。

帰宅後、『さよなら絶望先生』を最終巻まで読む。
結末は漠然と知っていたものの、こうして通して読み終えると、なるほど先生の伏線の張り方や、作品全体に込めた哲学が垣間見えるようで感慨深かった。

――その教室の中には希望ではなく絶望がいました
――それが私達にとっては希望だったんです

作中で散見されたこの文言が、『さよなら絶望先生』という世界を、ひいては作者の想いをも、如実に表しているような気がした。
また、人生の伏線をひとつ回収しちゃったね。

16時ごろ、父の誘いで温泉へ。
近所の温泉で一時間ほど、暖まってきた。
湯の中では、父と仕事の話をしたり、相談のような、そうでもないような話をしたり……。
今後自分がやっていくタスクのことを考えたり、小説のネタを思い描いたり――。
何にせよ、温泉に入る、という行為は、疲れをいやすのももちろんだが、考え事が捗るので非常に心地よい(前もこんな話をしたような気もするが)。

18時前に帰宅し、家の皆と今回の帰省最後の夕食を囲む。
私の大好きな、ピーバーグ。幾つになっても実家で自分の好物が食卓に並ぶ光景は、嬉しい。
家族と顔を突き合わせて食事ができることも、もっと、嬉しい。

食後、何もかも投げ出して横になりたい衝動をグッッッッッッと抑え、荷物をまとめる。
祖母と犬様に見送られ、19時に出発。
更に父と母に見送られ、19時44分、10日間の休暇を過ごした故郷を去ったのだった。
新幹線でつらさがどーんときて、2時間以上も寝て過ごしていた。

拠点に戻ったのち、オタクと通話をし、来期何を見るかの会議をする。
まあ……こっちはこっちで、楽しいよね。好き。


【8日(月)】
さいごのひだよ。(2回目)

昨晩通話を4時近くまでしていたため、起きたのは13時近くだった。
だがあまりにもつらく、ねむく、もうこのまま寝た切りおじいちゃんになっちゃおっかな~(なっちゃえ~!)みたいなことを考えた。
考えたが、それはそれでつらい気がしたので起き上がる。
録り溜めた年末年始のアニメを見たり、荷物を整理したり、部屋の模様替えをしたり、買い物に行ってPCとTVを繋ぐためのHDMIケーブルを買ったりした。

あとは……アニメを見て……ちょっとだけ勉強して……寝た……?

人が関わってこないと極端に日記の量が減少する。
まるで人生みたいだね(人生だが?)


【9日(火)】
人生初仕事始め!
なので、仕事始め始めといっても過言ではない*2

仕事始め始め、きっといろいろ積もる業務があるのだろうな~とびくびくしながら行き、まあ実際一日中やることはあったのだが、質量ともにそこまでハードなものでもなかったので程よいスタートダッシュを決められたような気がする。ずっとこれで良いよ。

帰宅後、久々にコンビニの弁当を食べ、引き続き年末年始に溜めていたアニメを回収したり、いろいろやろうとする。
……が、やろうとした矢先の22時半、気付いたら寝ていた。

きっと、気付かない程度に、精神的に頑張りすぎたのだと思う。
業務量と精神バランスの崩壊度は必ずしも比例しないのだなあ、と改めて理解することができた初仕事の一日であった。


【10日(水)】
仕事はそこそこ!

それ以上に書くことがない…………なんか会議とかした…………。

ただ、夕方突然会社の人から誘われ、夜、食事をしてきた。
普段はほとんど会えず、また話す機会もほぼ無い人だったため、これを好機といろいろなお話をし、また聞いた。
二時間程度の会食ではあったが、二人きりだったため、いろいろとコミュニケーションできた。こういうの……こういうのだったら、たまにならいいのですよ。
いいのですよ。

帰宅後、いろいろやっていたら3時になっていた。
バーチャル社会人になって寝ずに社会を行いそうになったため、慌てて布団とFGO贋作イベに逃げ込んで、そのまま、寝る。

     *     *     *

こんな感じで引き続き、ちょっとずつ*3
週末までに現実に追いつきましょ。

*1:会社の選択で、年度末にデジタル関係の資格試験を受けることになっている。勉強自体は楽しいのだが、テキスト内容が中途半端に既知の内容であるため、微妙にモチベーションが上がり切らない……。

*2:何の気の迷いでこれを読み返した私にはぜひ思い出してほしいのだが、恐らくご推察の通り、この文章を書いたのは金曜夜中の2時である。そうだね、疲れと辛さのピークだね。

*3:あまりいっぺんに人生を思い出すと、蓄積分の思考や精神がワッと飛び出てきてしまい、よくないので。