記憶の水底

11月22日(水)~23日(木)

なんか友人がぽつぽつとブログやってるの判明してきて面白くなってきた。

     *     *     *

【22日(水)】
7時半とかから仕事だった。なんだそれ。
午後過ぎくらいまで外での仕事。
忙しくなるかと思いきやそんなにどったんばったんはせず、割とぼけーっとしてることもあった。
が、午後過ぎに帰ってからが忙しく、デカい案件を進めながら逐次振られる細々したミッションをこなさなければならず、こちらは本当にどったんばったんしていた。
しすぎて、夕方過ぎにフリーズした。
仕事を始めてからよく経験するようになった、「タスクが自分のキャパシティを完全に上回り、手も頭も全く動かせなくなる状態」になった。
学生時代も自分に課した勉強量が多すぎて一瞬フリーズすることはごくまれにあったが、ここ数か月で経験するそれは数分単位で何もできなくなっていた。
焦りつつ、改めて自分の容量の悪さに辟易するが、今回は少し経ったところで出かけていた上司が戻ってきたため、何振り構わずヘルプを出して対処してもらった。そこからは少し動きやすくなり、仕事をこなし、20時過ぎに退社。
寄り道して図書館へ行き、ブックポストに借りていた本を返してから帰宅した。

帰宅後はアニメを見ながらご飯を食べて、少しゲームをして、友人と通話をした。
通話が始まったのが既に良い時間だっため、1時間くらいで切り上げるつもりだったのだが、
FGOの考察とかで思ったよりも盛り上がってしまった。
結局PCをベッドの脇に持っていってまで通話を続け、翌5時頃、就寝した。

寝る直前あたり絶対変なこと喋ってたやつだよなあ……。


【23日(木)】
仕事の電話で起きる(11時過ぎ)。
元々電話はくる予定になっていたので、少し慌てつつも対応し、事なきを得た。
先日までの休日出勤といい、段々に仕事とプライベートの境界が無くなっている気がしてきて、怖い。
正直、この職種でその境目が無くなるのは人生において致命的な障害に繋がる気がしてならない。
今後、今以上にどんどん公私の別が曖昧になりそうなら、早い段階で対応策(助けを求める、逃げる)を考えた方がいいと、そんなことを少し、考えた。

午後はアニメを見まくる。見まくったよ。見まくったので列挙しますねー。
Fate/Apocrypha
宝石の国 ×2
アイドルマスターSideM ×2
アニメガタリズ ×4
仮面ライダービルド ×2
Infini-T force
あとはバラエティ番組も諸々、だいぶ録り溜めていた番組を見ることができた一日だった。
番組を見ながらFGOクリスマスイベも回していたので、そちらもだいぶ進めることができた気がする。10箱は開けられそうにないけど!

夜、少し高めのお肉を焼いて、失敗して、失敗したお肉を食べた。
源たれを使って調理したので、源たれの味がめっちゃした。
昔、幼馴染から「君の作る料理は源たれの味がしそう」といわれたことを、思い出す。

ご飯を食べたら不意につらさが押し寄せてきて、数分ほど動けなくなった。そういう時はカーペットに横になり、ぼーっとするのが常。
つらい気持ちが来てしまうのはまあ、こういう性格なので、しょうがないといえばしょうがないのだが、
せめてどういう条件下で気分の落ち込みが起きるのか、くらいは知っておきたい。
急に来られるとこちらとしても困ってしまい、独りでみっともなく泣いたりすらしてしまうので(本当にみっともない……)。

ぼーっとしていたら寒くなったので起き上がらざるをえなくなり、お風呂に入って、マンガを読んだりTVを観たりした。
後輩から借りたマンガ「ねねね」は、清さんと小雪さんが可愛すぎて心が温かくなった。温かくなりすぎて、読み終わったあと少し泣いてしまった。いいなあ。はやくあれになりたい。
このはな綺譚」7話では、久しぶりに嗚咽が漏れるほど泣きじゃくった。自分の性格と将来を悲観する少女の話も、仕事と家族に関して思い悩む少年と男性の話も、今の自分の精神状態に滅茶苦茶刺さったため。

涙を流すと気持ちがすっきりする、とはよく言うが、私の場合特にそんなことはなく、引き続き感情の暴走は止まっていない。
止まらないままとりあえずブログを書くか~とこのページを開きがてら友人たちのブログを発見し、少し読んで、触発されて、
いま自分のブログを書いていたところ。

いつもより割としっかり書いているのは、日記をつけはじめた彼らに負けたくないという劣等感から来たものなのか、彼らからエネルギーをもらったからなのか。
ま、物は言い様なのだろう。
こうして事実を書き遺してるはずのブログだって、物は言い様、
つらい気持ちに対する誇張表現くらいなら、いくらでも使っちゃっているのかもしれない。

なんてね。(オチたか?)