記憶の水底

10月10日(火)~13日(金)

【10日(火)】
夜更かしをしたせいで身体が怠い。
怠かったが、久々に朝食を部屋で食べた。

会社では午前中ばたばたし、午後はずっと運転をしていた。
というか出張だった。
上の人何人かとの出張であり、夜はその人たちと食事(というか飲み)。
私は運転でかなり疲れていたためそれだけでも気重だったのだが、食事の席で謎の説教をされ本当に萎えた。
悩みを相談しろと言ってきたのはあっちなのに、言ったら言ったでどうしてそんなくだらないことを言うなと罵られなければいけないのだろう。
また、何かにつけて「お前はエリートなんだから」「若いんだから」と、普通なら誉め言葉として使うようなものを呪いのように浴びせられ続けた。
宴席の間、私は一体どんな表情をしていたのだろうか。
覚えていないし、思い出したくもない。
やはり此処は異常だ。

ホテルに戻り、アニメをぼんやりとみて、寝た。

【11日(水)】
一日中外で仕事。疲れた。

仕事のあとは外で食事をとり、少し休んでからずっと運転をして帰った。
帰ったら25時になっており、ふふふとなった。


【12日(木)】
いろいろとした仕事を行った。

気付いたら20時半になっており、つらいな、と思いながら小雨の中帰宅した。
週末遊ぶ予定を友人と決めた。


【13日(金)】
別の場所で仕事をした。

辛い気持ちはあったが、仕事量があまり多くなく、少し早めに帰ることができた。
帰りにアニメイトにより、エガオノキミヘと悠久百科を購入し、帰宅した。
夜、家族と電話をし、健康診断のことや、今後の仕事の忙しさを伝えた。
父は「徴兵のつもりで頑張れ」と励ましてくれた。
母は「忙しいね」と、そこそこの心配があるようだった。
吐き気のことや、いま抱える人生の根本的なつらさに関してまでは打ち明けることができず、またつらい気持ちになった。

早寝をするつもりだったが、いつもこうだ。
日付が変わり、3時も近くなってから、眠る。

     *     *     *

日記を書くテンションではなく、また現在(10月16日1時)つらい気持ちがすごく強くあるため、
必要最低限のことしか書けなかった。
土日は楽しかったが、その反動なのだろうか、夜からぼうっとし続けている。
食事をとり、少しベッドに横になり、風呂に入り……と、随所でわけもなく涙が止まらなくなっていた。
何がここまでつらいのか、自分でもはっきりと言語化できないのだが、それゆえにまたいっそう心が苦しい。
それでもまるで呪いのように、心が蝕まれていくような錯覚を覚え続けている。
はやく誰かに助けてほしい。
救われたい。

たすけて