記憶の水底

8月5日(土)

なんか筆が乗りそうなのでもう一日分だけ書く(もう一日分しか書かない)。

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人の気配がすると朝は自然に目が覚める。
前の晩はなんだかんだで寝たのが2時過ぎだったはずなのだが、8時ごろに目が覚めてしまった。

日中は録画していた競技クイズの番組を観たり、家族とだべったり、本を読んだりした。午後、母の買い物に付き合った。
18時頃から夕飯を食べ、甚兵衛姿に着替え、19時過ぎに父と母と家を出る。
バスに乗って中心部まで行き、今日はねぶた祭を観てきたのだった。
とはいえ、父と母とはほとんど一緒に行動できず、20時頃会社の同期と落ち合い、こちらの支部へと挨拶に行ってきた。
軽くお邪魔する程度だったが、思った以上に食事や飲み物があり、また向こうも大変に歓迎してくださったので、ついつい長居をしてしまった。
ねぶたが終わる頃、同期の事情に合わせて慌ただしく支部を後にしてしまったが……失礼に当たらなかっただろうか。今になって、それがかなり心配。
あと、同期が女性だったということもあり、男女の仲を疑われたのも結構に心配事項。こちらは悪い気はしなかったが、ああいうの、女性側は内心で厭わしく思っていたのではないだろうか……と。事実は何も無いとはいえ、各位に無神経なことをしてしまったと、反省。
あと、やっぱりお酒が入るとどんどん落ち込む。会社の方々はとてもよくしてくださったのに、こちらが上手く応じることができなかった。結果、ただ自分への失望とアルコールに対する忌避、嫌悪感だけがまた募ってしまうことになった。

帰りに家族と再合流し、家へと帰ったが……なんだか妙にぐったりとしてしまい、帰宅してからも家族に迷惑と心配をかけることになってしまった。
本当に自分が情けない。自分の生き方がただただ苦しい。
苦しすぎたので、この日はいつも楽しみにしている深夜アニメのゴールデンタイムを全く視聴せずにベッドへ這いずり込んだのだった。

…………そういやあんまりお祭り見なかったな。